【映画】弥生、三月 君を愛した30年(アマプラ)
波留すきなんです。
昔そんなに好きじゃなかったというか印象が何もなかったけど、あなたのことはそれほどもリモラブも波留とても良かったのでここ数年はすき。
その波留が主演のこちら。
こいつはまじでちゃんと邦画してるのよ。
邦画の良さが全開、これぞ邦画のお手本って感じ。
前回の「彼女がその名を知らない鳥たち」もこれぞ邦画って感じはあったけど、あっちは映画大好きマン向け邦画って感じで、こっちは日本人みんな好きな邦画って感じ。
しんみりラブストーリでありつつ話がしっかりしてるし、ダイジェスト的構成のおかげでテンポいいし、ところどころ感動する要素もあり、波留がかわいい。
セリフが無駄に多すぎず察してね的な演出や時間飛び飛びの構成は特によかった。
泣けるほどではないけど全体的にいい話の誰にでもお勧めできる邦画ラブストーリーです。
と思いきや途中ラブシーンがあって少し勧めにくい。やるにしてもそんなにむさぼり合うな、家族で見てたらどうすんだ。
ただ、震災ネタ取り入れてる割にやたら軽く感じた。
30年のうちの一部だからあんまり時間割けないのはわかるけど、世の中的には震災ネタ使うんならがっつり使う風潮あるので、中途半端に使うなら全く触れないか架空の災害でも設定した方が良かったのではと思った。
もう一個残念なところは、最後の10分くらいの教室からラストまではいろんな意味で過剰で恥ずかしくなって、それまでのしんみりした感じぶっ壊されたから勘弁してほしかった。
その前でいいシーンあったんだからそこで丸く収まっとけ。
全編みんなこういうの好きでしょでやってるのに、エンディングだけ急にサイコパスだしやがって。
改めて見返すと波留のJK役はもしかしたら人によってはきついかもしれん。
タイトル:弥生、三月 君を愛した30年
出演:波留、成田 凌、杉咲 花
公開日:2020年
視聴方法:アマゾンプライム