【映画】十二人の死にたい子どもたち(アマプラ)
原作が天地明察とかファフナーの冲方丁なので脚本には期待して見た。
一言でいうとエンタメ映画って感じ。
今を時めく有名俳優が揃ってたそうだが知ってるのは半分くらい。
12人のうち半分くらいはちゃんと演技してるのに、もう半分はとんでもなく演技が下手な人もいてそれが原因で見んのやめかけたけど、脚本の面白さに助けられつつ途中からは慣れと脚本の盛り上がりのおかげで気にならなくなる。
まさかの杉咲花が過剰な演技ばかりで演技下手サイドだったけど、その分今の杉咲花はすごく成長したんだなって感じられる。
吃音症?の演技をしてる人があまりにも下手すぎて、こいつ自分の役柄に関すること調べないのかよってレベルだった。
北村匠海の演技がちゃんとしてるのがほんとに見てて安心できる。君の膵臓食っただけある。強い。
真剣佑も強い。
橋本環奈は空気。
全体的には見やすいエンタメ映画って感じで良かったんだけど、見やすさに振ってるせいか脚本に合わせるためのご都合主義がちょっとあった。
なんでこの人たちさっさと死なずにずっと一生懸命議論したり知らない死体隠したりしてんのか、一応説明はあったけど理由として弱くて納得できなかった。
そして最後一人一人と話したわけでもないのに、違う事情を抱えた人達がみんなまとめて同意するのはあまりにもご都合主義。
とはいえまじで、ほど良い感動、ほど良い名言、ほど良いテンポで見やすい映画だった。
タイトル:十二人の死にたい子どもたち
公開日:2019年
視聴方法:アマゾンプライム