【映画】ラストレター(アマプラ)
岩井俊二が監督やって、松たか子福山雅治広瀬すず神木隆之介の神メンツ。
映画館でやってた頃から予告で興味はあったけど手を出さずにいたものをようやく視聴。
序盤の設定がすでに面白いけどちょっとありがちななりすましストーリーだったらだるいかなと思って見てたら、中盤で一気に「え、そう来るの」ってシーンがあってから流れが変わってずっと良かった。
岩井俊二の得意分野なのかもしれんが各出演者の気持ちとか感情とかどうにも整理のつかないものを乱暴には片付けず消化して綺麗な話にするのすごすぎる。
よくある映画だと福山雅治激怒のシーンがあっただろうにそこで激怒させずかつ激怒しない理由も軽く察せられるようにしててしかもそれ以上は説明しないというプロの技。
つらいシーンも感動のシーンもいろんなところで「ほうぅ~~~笑」 みたいな感情になるシーンが多くて個人的にはそこがとても刺さった。
序盤の設定と後半がとにかく神邦画でしかも誰にでもお勧めしやすい全年齢向けの映画。
ついでに言えば広瀬すずが単純に可愛すぎる。広瀬すずじゃなくても名映画になったと思うけど広瀬すずなおかげでほんとうにずっと集中して見られる。