【映画】ドライブ・マイ・カー(アマプラ)
邦画中の邦画って感じでテーマはよくある王道のテーマでシンプルなんだけど、その一貫したテーマに主人公が結論を出すまでの過程をすごく丁寧にかつ面白く描いてるから常に楽しめる。
無駄なシーンも無駄なセリフもないからとても入り込める。
正確には無駄なセリフあるかもなんだけど一個一個が意味ある感じ言葉の情報だけじゃなくて常に考えながらしみじみ見てしまう。
終わった後の謎の爽快感というかじんわり落ち着く感じも良い。
過去に見た映画と比べると、邦画つながりで言えば「名前を知らない鳥たち」の不快度がとても薄まって、良い味わいになった映画。
最近のドハマりつながりで言えば「グリーンブック」と比べると向こうは常に面白い心温まる嬉しくなる誰にでも勧められる上にしっかり深い良いところがある自分でも超好きな映画ってことで鳥の唐揚げみたいな感じで、こっちは邦画の良さとか日本人が好きな要素みたいなのを詰め込んで若干性に関する部分はあるから子供には勧められないけど大人には勧めたい揚げ茄子みたいな映画。
ちなみに名前を知らない鳥たちは高めの中華調理屋で出てくる香草効きまくったうまい炒めもん。
終わった後の謎の爽快感というかじんわり落ち着く感じも良い。
全体的になんだっけこの感じって思いながら見てたけど完全に村上春樹節だった。
村上春樹節もやりすぎなければ普通に最高なんですわ。
タイトル:ドライブマイカー
公開日:2021年
視聴方法:アマプラ